東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では141.53円と12時時点(141.47円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が一時マイナス圏に沈んだことを眺め、141.23円まで下値を広げた。しかし日経平均が大引けにかけて170円超上昇したことで、141.54円前後まで買い戻された。

 ユーロ円は下げ渋り。15時時点では157.39円と12時時点(157.42円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。後場の日経平均株価が一時マイナス圏で推移し、157.05円まで日通し安値を更新した。その後はドル円同様に株価の買い戻しにつれて157.40円台まで下値を切り上げた。
 なお円買いが進んだ場面では、ポンド円は185.85円、豪ドル円は95.33円、NZドル円は87.50円まで外貨安・円高が進んだ。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.1120ドルと12時時点(1.1128ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が不透明な中、NYカットオプション(1.1105ドル、1.1120ドル、1.1125ドル、1.1130ドル)が値動きを抑制する展開が続いた。
  
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.23円 - 142.42円
ユーロドル:1.1113ドル - 1.1130ドル
ユーロ円:157.05円 - 158.32円

 

(山下)
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