東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 23日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では143.91円とニューヨーク市場の終値(143.85円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。週明けのオセアニア市場ではやや上下に振れているものの、143円台後半を中心に方向感がない。本日は東京市場が休場とあっていったん様子見ムードが広がている模様。

 ユーロ円ももみ合い。8時時点では160.64円とニューヨーク市場の終値(160.59円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様にユーロ円も上下に振幅があったが、方向感は見出せていない。
 なお、22日投開票されたドイツ東部の州選挙では、極右ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が支持を大きく伸ばし、ショルツ首相率いる社会民主党(SPD)は第1党を死守したものの接戦となった。

 ユーロドルは8時時点では1.1162ドルとニューヨーク市場の終値(1.1162ドル)とほぼ同水準だった。欧州時間に欧州各国の9月購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表を控えているとあってアジア時間は動きづらいか。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.70円 - 144.10円
ユーロドル:1.1156ドル - 1.1170ドル
ユーロ円:160.38円 - 160.85円


(越後)
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