東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小高い

 27日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では144.87円とニューヨーク市場の終値(144.81円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。朝方からやや買いが散見され、一時144.97円まで値を上げたが、本日13時から予定されている自民党総裁選の投開票を前に積極的な売買は手控えられている。なお、クック米連邦準備理事会(FRB)理事が「先週の会合で0.50%利下げを全面的に支持」「金融政策の道筋は今後のデータ次第」などと発言したが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円も小幅高。8時時点では161.91円とニューヨーク市場の終値(161.86円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に若干円安に傾いたことで一時162.03円まで買われたが、上値は限定的。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比620円高の39280円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.1176ドルとニューヨーク市場の終値(1.1177ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.76円 - 144.97円
ユーロドル:1.1174ドル - 1.1180ドル
ユーロ円:161.78円 - 162.03円


(越後)
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