ドル円、143.82円まで反発 FRB議長の質疑応答でドル買いに

 ドル円は143円を割り込んでいたが、143.82円まで反発。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長への質疑応答で「国内総生産(GDP)の下振れリスクは国内総所得(GDI)の修正によるものだが、GDIは上方修正された」と回答。この回答でFRBが今後タカ派になる可能性もあると市場は捉えた。またFRB議長は「急激な利下げを急いでおらず、データに基づいて判断するだろう」「経済が予想通りに進展すれば、今年はさらに2回の利下げが行われ、合計50bpとなる」などと発言したことで、市場の一部がより大規模な緩和を予測していていることを否定する見解を示した。

(松井)
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