東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 1日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では143.55円とニューヨーク市場の終値(143.63円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に143円台半ばを中心としたもみ合いとなっていたが、「イスラエルはレバノンで標的を絞った地上作戦を開始」との一部報道が伝わると143.37円まで下落している。なお、8時50分に日銀短観および日銀金融政策決定会合における主な意見(9月19-20日分)が予定されている。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では159.93円とニューヨーク市場の終値(159.94円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。地政学リスクの高まりから売りが強まると8時過ぎに159.75円まで下押しした。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比165円高の38115円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.1142ドルとニューヨーク市場の終値(1.1135ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.37円 - 143.70円
ユーロドル:1.1129ドル - 1.1143ドル
ユーロ円:159.75円 - 160.00円


(越後)
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