東京マーケットダイジェスト・9日 円安・株高

(9日15時時点)
ドル円:1ドル=148.59円(前営業日NY終値比△0.39円)
ユーロ円:1ユーロ=163.04円(△0.32円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0973ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:39277.96円(前営業日比△340.42円)
東証株価指数(TOPIX):2707.24(△8.09)
債券先物12月物:144.15円(▲0.11円)
新発10年物国債利回り:0.930%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。朝方には148.01円まで下げたが、節目の148円割れを死守すると一巡後は本邦実需勢から買いが観測されて148.43円まで切り返した。一巡後は伸び悩む場面があったが、中国財政省が財政政策調整の強化に関して、12日10時から記者会見を行うと発表すると期待感から上海株が下げ幅を縮め、為替市場では円売りが優勢に。一時148.62円まで上値を伸ばした。

・オセアニア通貨は明暗が分かれた。NZ準備銀行(RBNZ)が予想通りながらも政策金利を0.50%利下げすることを決定するとNZドル売りが優勢となり、対ドルでは0.6076米ドル、対円では90.12円まで下落した。
 一方、豪ドルは中国に財政政策への期待感から買いが優勢となり、対ドルでは0.6762米ドル、対円では100.41円まで上昇した。

・ユーロ円は底堅い。午前に162.46円まで下落する場面があったが、その後は日本株高を支えに163.07円まで切り返した。

・ユーロドルは弱含み。ドル円の上昇に伴ってユーロ売り・ドル買いが散見され、一時1.0962ドルまで下押しした。

・日経平均株価は反発。昨日の米ハイテク株が上昇したことを受けて半導体関連株を中心に買いが広がり、指数は一時500円超上昇した。中国株の下げ幅縮小も支えとなった。

・債券先物相場は反落。小幅安で寄り付いた後は144.12円まで下落するも、手掛かり材料に乏しい中では売りの勢いは続かず。その後は動意の薄い展開が続いた。

(越後)
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