ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 伸び悩む

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩む。4時時点では148.74円と2時時点(148.92円)と比べて18銭程度のドル安水準。ボスティック米アトランタ連銀総裁が11月の利下げ見送りの可能性に言及したことを受けたドル買いが一服すると、149.08円近辺を戻り高値に148.60円台に押し戻された。新規失業保険申請件数が悪化し雇用の冷え込みへの懸念で上値は重い。

 ユーロドルは下げ渋る。4時時点では1.0922ドルと2時時点(1.0906ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準。ボスティック米アトランタ連銀総裁の発言を受けて米10年債利回りが一時4.11%台まで上げ幅を拡大し1.0900ドルまで下押した。ただ、大台割れを回避すると1.0920ドル台に持ち直した。

 ユーロ円は4時時点では162.45円と2時時点(162.41円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの上下に挟まれ動意は限られるも、米株安も重しに162円半ばを戻り高値に162.40円前後で上値の重い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.30円 - 149.55円
ユーロドル:1.0900ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:162.18円 - 163.61円

(金)
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