ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 底堅い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では148.92円と24時時点(148.71円)と比べて21銭程度のドル高水準。148円半ばで上値の重い動きが続いたが、ボスティック米アトランタ連銀総裁の「11月利下げ見送りはあり得る」との発言を受けて148.96円近辺まで持ち直した。

 ユーロドルは軟調。2時時点では1.0906ドルと24時時点(1.0922ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ思惑の高まりが上値を圧迫するなか、ボスティック米アトランタ連銀総裁の発言を受けてドル買いで反応し、1.0903ドルまで8月8日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は2時時点で162.41円と24時時点(162.43円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。ドル円の買い戻しを支えに162.18円を安値に下げ渋るも、ユーロドルの下落が重しとなり戻りは162.40円台にとどめ上値の重い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.30円 - 149.55円
ユーロドル:1.0903ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:162.18円 - 163.61円


(金)
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