ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 堅調

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調地合いを維持。4時時点では149.35円と2時時点(149.23円)と比べて12銭程度のドル高水準。米長期金利と米株が高止まりも下支えに、緩やかながら上値を試す動きが継続し149.36円まで8月15日以来の高値を更新した。9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されたが反応は見られなかった。同議事要旨では、大多数の当局者が0.50%の利下げを支持し、一部が0.25%の利下げを支持したことが明らかになった。

 ユーロドルは重い動きが継続。4時時点では1.0936ドルと2時時点(1.0941ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準。値動きが限られるも、今月の欧州中央銀行(ECB)会合での利下げ思惑や米長期金利の上昇を重しに1.0936ドルまで8月13日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は4時時点では163.34円と2時時点(163.28円)と比べて6銭程度のユーロ高水準。ドル円の底堅い動きとユーロドルの重い動きに挟まれ、163円前半の狭いレンジ内で動意が鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.01円 - 149.36円
ユーロドル:1.0936ドル - 1.0981ドル
ユーロ円:162.39円 - 163.46円


(金)
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