東京マーケットダイジェスト・11日 円上値重い・株高

(11日15時時点)
ドル円:1ドル=148.70円(前営業日NY終値比△0.13円)
ユーロ円:1ユーロ=162.60円(△0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0935ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:39605.80円(前営業日比△224.91円)
東証株価指数(TOPIX):2706.20(▲6.47)
債券先物12月物:143.99円(△0.09円)
新発10年物国債利回り:0.945%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
9月マネーストックM2
前年同月比   1.3%      1.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。東京仲値直前に本邦輸出企業から売りが観測されると148.41円まで小幅に下押ししたが、一巡後は輸入勢の買いで148.81円まで反発するなど実需勢のフロー主導の展開となった。その後は148.70円を挟んだ小動きが続いていたが、時間外の米10年債利回りが上昇すると15時過ぎには一時148.84円までわずかに上値を伸ばした。

・ユーロ円も下値が堅い。総じてドル円につれた動きとなり、午前に162.31円まで下げた後は162.77円まで水準を切り上げている。

・ユーロドルは小動き。東京市場での動意はほとんど見られず、1.0923-41ドルの間で推移した。

・日経平均株価は3日続伸。ファーストリテイリングの好決算を受けて大幅高となったことが指数を押し上げた。上値では利食い売りや戻り売りが出たため伸び悩む場面もあったが、下値は堅かった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。夜間取引で上昇した流れを引き継いで買いが先行。日銀の国債買い入れオペが無難に通過したことも支えとなり一時144.12円まで上昇した。


(越後)
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