東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、底堅い

 11日午後の東京外国為替市場でユーロドルは底堅い。17時時点では1.0944ドルと15時時点(1.0935ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。低下して始まった独10年債利回りが上昇に転じたことやポンドドルの上昇も支えに一時1.0945ドルと本日高値を付けた。
 なお、ポンドドルは一時1.3077ドルまで上昇。8月英国内総生産(GDP)が前月比で+0.2%と予想通りながらも3カ月ぶりのプラスとなったことが徐々に好感されている模様。

 ユーロ円は強含み。17時時点では162.83円と15時時点(162.60円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で一時162.87円まで上値を伸ばしている。

 ドル円は小高い。17時時点では148.77円と15時時点(148.70円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇したことで148.85円まで上げたが、対欧州通貨でドル売りが強まった影響から上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.41円 - 148.85円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:162.31円 - 162.87円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。