ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 伸び悩む

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩む。2時時点では149.00円と24時時点(149.25円)と比べて25銭程度のドル安水準。米株高・米長期金利の上昇が一服し、ドル円は149.28円を頭に伸び悩み、149円前後に押し戻された。ローガン米ダラス連銀総裁は「緩和政策でもインフレは抑制される」「最近のインフレデータは非常に歓迎すべき」との見解を示した。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0945ドルと24時時点(1.0943ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準。1.0940ドル台でこう着相場が続いている。昨日につけた8月8日以来の安値1.0900ドルを前に下げ渋るも、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ思惑の高まりで上値の重い動きが続いている。

 ユーロ円は2時時点で163.08円と24時時点(163.34円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。株高やドル円の上昇を支えとした買いが一服し、163円前半で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.41円 - 149.28円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0954ドル
ユーロ円:162.31円 - 163.41円


(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。