今日の株式見通し=堅調か 米国では決算期待から株高の流れが強まる

 東京市場は堅調か。米国株は11日、14日と連日で上昇。ダウ平均は11日に409ドル高となり、14日は201ドル高の43065ドルで取引を終えた。11日に決算発表の先陣を切った金融株が大幅上昇。業績期待から週明けの14日も強い動きとなり、ダウ平均とS&P500が史上最高値を更新した。ドル円は足元149円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて485円高の40095円、ドル建てが605円高の40215円で取引を終えており、40000円台乗せを示唆している。

 米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。米国株が騰勢を強めていることから、ドル円は円安(ドル高)に振れている。CME225先物に寄せて節目の40000円を超えてくるようなら、到達感からいったんは上値が重くなるとみる。ただ、日本も月後半から決算発表が出てくる中、円安・株高基調がしばらく続くことへの期待は高まる。戻り売りをこなしながらも萎めば新たな買いが入ることで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39900円-40400円。
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