東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 21日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では149.39円とニューヨーク市場の終値(149.53円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。9時過ぎから売りが強まり、日経平均株価の200円超安をながめながら一時149.25円まで下押し。前週末安値の149.37円も下抜けた。もっとも、その後は日経平均が急速に下げ幅を縮小してプラス圏に浮上したこともあり、仲値に向けていったんは下げ止まった。

 ユーロ円はさえない。10時時点では162.31円とニューヨーク市場の終値(162.48円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。円買いの動きが目立った流れに沿って162.18円まで値を下げた。また、豪ドル円も100.11円まで下押す場面が見られるなど、日本株の取引開始後は全般にクロス円が下落した。

 ユーロドルは10時時点では1.0865ドルとニューヨーク市場の終値(1.0867ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。7時過ぎにつけた1.0872ドルを高値に買い一服となり、1.0860ドル台までわずかに上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.25円 - 149.64円
ユーロドル:1.0853ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:162.18円 - 162.64円

(岩間)
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