東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、一進一退

 24日午後の東京外国為替市場でユーロドルは一進一退。17時時点では1.0795ドルと15時時点(1.0788ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。10月仏製造業およびサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを受けて売りが強まり、一時1.0771ドルと7月3日以来の安値を付けた。もっとも、その後に発表された10月独PMI速報値が予想より強い内容となったことで1.0804ドルまで反発するなど、指標結果に振らされる展開となっている。なお、10月ユーロ圏PMI速報値は強弱まちまちの内容だった。

 ドル円は戻りが鈍い。17時時点では152.12円と15時時点(152.38円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。東京市場からの調整売りが継続。時間外の米10年債利回りが4.19%台まで低下幅を拡大したことも重しとなり、一時152.03円まで日通し安値を更新している。

 ユーロ円は17時時点では164.22円と15時時点(164.39円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。低調な仏指標で163.81円まで下げたが、独指標が強い内容だったため164.40円台まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.03円 - 152.83円
ユーロドル:1.0771ドル - 1.0804ドル
ユーロ円:163.81円 - 164.76円


(越後)
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