欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い優勢

 29日の欧州外国為替市場でドル円は買いが優勢。20時時点では153.34円と17時時点(153.17円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。時間外の米長期金利の上昇や、欧州株の強含みを支えに円売りが優勢となりドル円は堅調に推移。153.49円まで上値を広げた。

 ユーロ円は堅調。20時時点では165.69円と17時時点(165.57円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。欧州株高の流れを受けてクロス円が総じて堅調に推移するなか、ユーロ円は7月31日以来となる166.08円まで上昇した。

 ユーロドルは方向感定まらず。20時時点では1.0806ドルと17時時点(1.0809ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。19時前に1.0826ドルまで値を上げるも前日高値1.0828ドルを前に伸び悩み。買い一巡後は1.0803ドルまで下押すも1.08ドルの大台を前に下げ渋るなど、1.08ドル台前半で方向感が定まらなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.49円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:165.16円 - 166.08円

(川畑)
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