欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、しっかり

 29日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。22時時点では153.76円と20時時点(153.34円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。NY勢の参入後に米金利が上昇幅を拡大し、米10年債利回りは7月9日以来の高水準となる4.3224%前後まで上昇。米金利の上昇を手掛かりに為替市場ではドル買いが進み、一時153.87円と前日高値の153.88円に迫る水準まで値を上げた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0777ドルと20時時点(1.0806ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。全般にドル買いが強まった流れに沿って、一時1.0772ドルまで下押しした。
 
 ユーロ円は神経質な動き。22時時点では165.72円と20時時点(165.69円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。NY勢の参入後はドル絡みの取引が中心となったこともあり、165円台後半のレンジ内で神経質に上下した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.87円
ユーロドル:1.0772ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:165.16円 - 166.08円

(岩間)
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