欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 30日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では153.35円と20時時点(152.89円)と比べて46銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに152.78円まで売りに押される場面があったが、昨日安値の152.76円を下抜けるには至らず、その後は買い戻しが入った。10月ADP全米雇用報告が23.3万人増と市場予想(11.4万人増)より強い結果となったため、指標後は米金利の上昇とともにドル買いで反応。米10年債利回りが4.21%台から4.27%台まで上昇するなか、一時153.49円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0813ドルと20時時点(1.0834ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米経済指標を手掛かりにドル買いが進んだ流れに沿った。18時過ぎにつけた1.0859ドルを高値として上値を切り下げる展開となり、21時30分過ぎには1.0808ドルと日通し安値をつけた。
 
 ユーロ円は22時時点では165.83円と20時時点(165.65円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに165.51円まで下落したものの、その後はドル円の買い戻しにつれて165.90円台まで下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.78円 - 153.49円
ユーロドル:1.0808ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:165.51円 - 166.20円

(岩間)
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