東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み
31日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では152.84円と12時時点(153.40円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。日銀展望レポートでは「経済・物価見通しが実現していくとすれば、それに応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」との方針の維持が示された。これを材料視して、15時過ぎには152.75円まで下値を広げた。
この後15時30分から予定されている植田日銀総裁の記者会見が注目。
ユーロドルは小動き。15時時点では1.0851ドルと12時時点(1.0849ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。円主導の値動きになったため、動意に乏しい展開が続いた。
なお、ラガルドECB総裁がルモンド紙のインタビューで「利下げの規模は経済データ次第」「インフレのゴールが視野に入っている」「2024-26年のユーロ圏のリセッション(景気後退)は予想していない」などと述べた。
ユーロ円は弱含み。15時時点では165.86円と12時時点(166.43円)と比べて57銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れて一時165.80円割れまで下値を広げた後、166.08円前後まで買い戻されたものの上値は限定的だった。15時頃に165.76円まで日通し安値を更新している。
ほか豪ドル円が100.39円、NZドル円は91.26円、ポンド円は197.88円まで外貨安・円高に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.75円 - 153.59円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:165.76円 - 166.69円
(山下)
この後15時30分から予定されている植田日銀総裁の記者会見が注目。
ユーロドルは小動き。15時時点では1.0851ドルと12時時点(1.0849ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。円主導の値動きになったため、動意に乏しい展開が続いた。
なお、ラガルドECB総裁がルモンド紙のインタビューで「利下げの規模は経済データ次第」「インフレのゴールが視野に入っている」「2024-26年のユーロ圏のリセッション(景気後退)は予想していない」などと述べた。
ユーロ円は弱含み。15時時点では165.86円と12時時点(166.43円)と比べて57銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れて一時165.80円割れまで下値を広げた後、166.08円前後まで買い戻されたものの上値は限定的だった。15時頃に165.76円まで日通し安値を更新している。
ほか豪ドル円が100.39円、NZドル円は91.26円、ポンド円は197.88円まで外貨安・円高に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.75円 - 153.59円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:165.76円 - 166.69円
(山下)