東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

 31日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では153.40円とニューヨーク市場の終値(153.42円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。日銀会合の結果を受けて上下(153.19円-153.59円)に振れるも、一巡後は伸び悩んだ。
 日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%で据え置くことを決定したと公表。展望レポートでは、2024年度の消費者物価指数(CPI、除く生鮮食品)見通しを+2.5%と前回7月から横ばい、25年度を+1.9%と前回+2.1%から引き下げた。しかしながら同レポートの基本的な見解では、25年度の物価見通しについては、上振れリスクが大きいとしている。
 
 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では166.43円とニューヨーク市場の終値(166.55円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。日銀会合の結果を受けて強含む場面でも166.60円までとなり、下サイドは166.21円まで売られる場面があった。

 ユーロドルは12時時点では1.0849ドルとニューヨーク市場の終値(1.0856ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。11時頃に1.0844ドルまで売られ、その後は下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.16円 - 153.59円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:166.21円 - 166.69円


(小針)
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