東京外国為替市場概況・8時 ドル円、戻り鈍い

 1日の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。8時時点では152.04円とニューヨーク市場の終値(152.03円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。昨日に日銀の金融政策イベント、中東の地政学リスクなどを背景に下落し、ほぼ安値圏で引けたドル円は東京早朝で152.14円を戻り高値に8時過ぎには151.86円まで下押し、昨日の安値151.84円に迫っている。

 ユーロ円も上値重い。8時時点では165.52円とニューヨーク市場の終値(165.48円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。165.60円を頭に165.31円まで押されている。ドル円同様にクロス円も上値の重い動き。欧米株安を背景に日本株の軟調な動きが見込まれていることも重し。

 ユーロドルは8時時点では1.0886ドルとニューヨーク市場の終値(1.0884ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0880ドル台でもみ合いとなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.86円 - 152.14円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0886ドル
ユーロ円:165.31円 - 165.60円

(金)
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