東京外国為替市場概況・10時 ドル円 下げ渋る

 1日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。10時時点では152.03円とニューヨーク市場の終値(152.03円)とほぼ同水準だった。前日の流れを引き継ぎ8時過ぎには昨日の安値を下抜けし151.79円まで弱含んだが、200日移動平均線(本日151.54円近辺)を試す動きには持ち込めず下げが一服。ただ、上値は重く戻りは152.17円にとどめ、152円を挟んでの動き。日経平均の大幅安や上昇してスタートした時間外の米10年債利回りがマイナス圏に沈んだ動きも重しとなっている。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では165.52円とニューヨーク市場の終値(165.48円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げにつられ一時165.24円まで弱含み、165円半ばで上値が抑えられている。日経平均の軟調な動きに反応は限られるも、上値圧迫の一因になる。日経平均は一時800円超安まで下落した。

 ユーロドルは10時時点では1.0886ドルとニューヨーク市場の終値(1.0884ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。本日これまでのレンジは6pips程度と1.0880ドル台でほぼ横ばい。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.79円 - 152.17円
ユーロドル:1.0881ドル - 1.0887ドル
ユーロ円:165.24円 - 165.60円

(金)
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