欧州マーケットダイジェスト・1日 株高・ドル底堅い
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=152.90円(1日15時時点比△0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.69円(▲0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0836ドル(▲0.0045ドル)
FTSE100種総合株価指数:8177.15(前営業日比△67.05)
ドイツ株式指数(DAX):19254.97(△177.43)
10年物英国債利回り:4.445%(▲0.001%)
10年物独国債利回り:2.405%(△0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月英ネーションワイド住宅価格
前月比 0.1% 0.6%・改
10月トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)
45.8 44.3
10月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.1% ▲0.3%
9月スイス小売売上高 (前年同月比)
2.2% 2.7%・改
10月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI)
49.9 49.9
10月英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
49.9 50.3
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。東京市場で152.65円まで上昇した反動から欧州序盤には152.21円付近まで戻り売りに押されたが、低下していた時間外の米10年債利回りが上昇に転じると152.85円まで再び値を上げた。
NYタイムに入り、10月米雇用統計で非農業部門雇用者数変化が1.2万人増と市場予想の11.3万人増を下回ったほか、過去2カ月分についても下方修正されると、米金利低下とともに151.80円付近まで急落した。ただ、アジア時間に付けた151.79円を割れることはなく、米金利が一転して急上昇すると反発。ダウ平均や欧州株が堅調に推移したことも後押しし、2時40分過ぎには153.07円まで上値を伸ばした。
なお、米雇用統計後に発表された10月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や10月米ISM製造業景況指数は強弱入り混じる内容だったこともあり、ドル相場への影響は限定的だった。
・ユーロドルは上値が重い。序盤は米長期金利の上昇に押される形で弱含んだ。低調な米雇用統計の内容が伝わると1.0905ドルまで反転したが、米金利が急上昇すると失速。その後も戻りが鈍いまま、昨日安値の1.0844ドルを下抜けて1.0834ドルまで下押しした。
・メキシコペソは売り優勢。米長期金利の上昇を受けて対ドルでペソ安が進んだほか、来週の米大統領選でのトランプ政権誕生に伴う大幅関税への懸念もペソ売りを促した。対ドルでは2022年9月以来の安値となる20.2635ペソ、対円では7.55円まで下落した。
・ユーロ円はもみ合い。ドル絡みの取引が中心となったため欧州序盤からNY市場にかけて上下にやや振れたものの、165円台半ばから166円台前半で方向感を欠いた。
・ロンドン株式相場は4営業日ぶりに反発。昨日までの続落に対する自律反発狙いの買いが先行。10月米雇用統計が低調な結果となり、米利下げ観測の高まりから米国株が堅調に推移したことも支えとなった。
・フランクフルト株式相場は4営業日ぶりに反発。他の欧州株と同様に相場続落に対する反動買いが強まった。個別では、ザルトリウス(2.44%高)やシーメンス(2.08%高)が買われた半面、ダイムラー(1.32%安)は安かった。
・欧州債券相場はまちまち。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=152.90円(1日15時時点比△0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.69円(▲0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0836ドル(▲0.0045ドル)
FTSE100種総合株価指数:8177.15(前営業日比△67.05)
ドイツ株式指数(DAX):19254.97(△177.43)
10年物英国債利回り:4.445%(▲0.001%)
10年物独国債利回り:2.405%(△0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月英ネーションワイド住宅価格
前月比 0.1% 0.6%・改
10月トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)
45.8 44.3
10月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.1% ▲0.3%
9月スイス小売売上高 (前年同月比)
2.2% 2.7%・改
10月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI)
49.9 49.9
10月英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
49.9 50.3
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。東京市場で152.65円まで上昇した反動から欧州序盤には152.21円付近まで戻り売りに押されたが、低下していた時間外の米10年債利回りが上昇に転じると152.85円まで再び値を上げた。
NYタイムに入り、10月米雇用統計で非農業部門雇用者数変化が1.2万人増と市場予想の11.3万人増を下回ったほか、過去2カ月分についても下方修正されると、米金利低下とともに151.80円付近まで急落した。ただ、アジア時間に付けた151.79円を割れることはなく、米金利が一転して急上昇すると反発。ダウ平均や欧州株が堅調に推移したことも後押しし、2時40分過ぎには153.07円まで上値を伸ばした。
なお、米雇用統計後に発表された10月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や10月米ISM製造業景況指数は強弱入り混じる内容だったこともあり、ドル相場への影響は限定的だった。
・ユーロドルは上値が重い。序盤は米長期金利の上昇に押される形で弱含んだ。低調な米雇用統計の内容が伝わると1.0905ドルまで反転したが、米金利が急上昇すると失速。その後も戻りが鈍いまま、昨日安値の1.0844ドルを下抜けて1.0834ドルまで下押しした。
・メキシコペソは売り優勢。米長期金利の上昇を受けて対ドルでペソ安が進んだほか、来週の米大統領選でのトランプ政権誕生に伴う大幅関税への懸念もペソ売りを促した。対ドルでは2022年9月以来の安値となる20.2635ペソ、対円では7.55円まで下落した。
・ユーロ円はもみ合い。ドル絡みの取引が中心となったため欧州序盤からNY市場にかけて上下にやや振れたものの、165円台半ばから166円台前半で方向感を欠いた。
・ロンドン株式相場は4営業日ぶりに反発。昨日までの続落に対する自律反発狙いの買いが先行。10月米雇用統計が低調な結果となり、米利下げ観測の高まりから米国株が堅調に推移したことも支えとなった。
・フランクフルト株式相場は4営業日ぶりに反発。他の欧州株と同様に相場続落に対する反動買いが強まった。個別では、ザルトリウス(2.44%高)やシーメンス(2.08%高)が買われた半面、ダイムラー(1.32%安)は安かった。
・欧州債券相場はまちまち。
(越後)