東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では152.80円と12時時点(153.13円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。中国株や香港株が軟調に推移し、日経平均株価が一時39377円まで下落してマイナス圏に沈んだことなどで、一時152.55円まで下値を広げた。しかし、日経平均株価が39500円台に回復したため、152.92円前後まで持ち直した。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0782ドルと12時時点(1.0781ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ポジション調整の売りで、一時1.0777ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では164.75円と12時時点(165.08円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。中国株や香港株の軟調推移を受けて、一時164.50円まで下値を広げた後、164.90円前後まで持ち直した。

 中国株が、米国との貿易戦争や全人代常務委員会が公表予定の財政出動規模への警戒感などから軟調に推移したことで、豪ドル/ドルは0.6645ドル、豪ドル円は101.46円まで下値を広げた。

 NZドル円は91.62円、ポンド円は197.84円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.55円 - 153.37円
ユーロドル:1.0777ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:164.50円 - 165.43円


(山下)
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