東京マーケットダイジェスト・11日 円安・株高安まちまち

ドル円:1ドル=153.52円(前営業日NY終値比△0.88円)
ユーロ円:1ユーロ=164.54円(△0.93円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0717ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:39533.32円(前営業日比△32.95円)
東証株価指数(TOPIX):2739.68(▲2.47)
債券先物12月物:143.65円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:0.995%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.26600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>     <前回発表値>
9月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
      1兆7171億円の黒字  3兆9331億円の黒字・改
経常収支(季節調整済)
      1兆2717億円の黒字  3兆1459億円の黒字・改
貿易収支
      3152億円の赤字      ▲3779億円
10月景気ウオッチャー調査
現状判断指数  47.5          47.8
先行き判断指数 48.3          49.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。朝方から日経平均先物が買い戻されたことを背景に買いが先行。本邦実需勢の買いも断続的に観測されて先週末高値の153.37円を上抜けて153.67円まで値を上げた。特段円売りを促す材料には乏しかったが、「ドル先高観や日銀の早期利上げ観測後退で下値では押し目買い意欲が強い」との指摘があった。

・ユーロ円も買い優勢。序盤から全般円売りが進んだ流れに沿って一時164.66円まで上昇した。また、その他クロス円も強くポンド円は198.43円、豪ドル円は101.36円、NZドル円は91.84円までそれぞれ値を上げた。

・ユーロドルは小動き。円絡みの通貨が相場を主導したためユーロドル自体は1.07ドル台前半で方向感を欠いている。

・日経平均株価は続伸。目先の利益確定売りが出たほか、半導体関連株の一角が売られたことも指数を押し下げ180円超下げる場面があった。一方で、先週末の米国株は史上最高値を更新するなど地合いが強いことから日本株も底堅かった。

・債券先物相場は続伸。先週末の欧米債券相場が上昇した流れを引き継いで143.74円まで買いが先行。一巡後は伸び悩んだが下値も限られた。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。