ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、伸び悩み

 14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0561ドルと24時時点(1.0553ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間やNY市場序盤に付けた高値1.0569ドルを上抜くと、1.0582ドルまで上昇。米10年債利回りが4.39%台に低下する中でドル売りが優勢となったことも上昇を後押しした。もっとも、買いの勢いが一服すると1.0560ドル付近まで押し戻されるなど伸び悩んだ。

 ドル円は方向感模索。2時時点では155.97円と24時時点(155.77円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。24時過ぎに156円台に乗せた後は米長期金利が低下してドルが売られる中で155.70円台まで下押し。もっとも、下げ一巡後は156.00円前後まで戻すなど、方向感が定まらなかった。

 ユーロ円は小高い。2時時点では164.72円と24時時点(164.40円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で、164.98円まで上昇して日通し高値を更新。その後ユーロドルは下押すも、ドル円が値を上げたこともあり、下押しは164.70円前後に留まった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.35円 - 156.24円
ユーロドル:1.0497ドル - 1.0582ドル
ユーロ円:163.81円 - 164.98円


(川畑)
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