欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり安

 15日の欧州外国為替市場でドル円はじり安。20時時点では155.30円と17時時点(155.77円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが前日比で低下に転じるなか、週末を前にした持ち高調整目的の売りに押された。155.70円台で戻りの鈍さを確認すると、昨日安値の155.35円を下抜けて一時155.22円まで値を下げた。

 ユーロドルは強含み。20時時点では1.0573ドルと17時時点(1.0556ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。対円などを中心にドルの売り戻しが進んだ流れに沿った。一時1.0580ドルと昨日高値の1.0582ドルに迫る水準まで値を上げた。

 ユーロ円は20時時点では164.21円と17時時点(164.43円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、164.03円まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.22円 - 156.75円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0580ドル
ユーロ円:164.03円 - 165.04円

(岩間)
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