欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 15日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では155.37円と20時時点(155.30円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが再び上昇に転じるなか、欧州勢の参入後から強まっていた円買い・ドル売りも一服。155.60円台まで下値を切り上げる場面も見られた。

 ユーロ円も下げ渋り。22時時点では164.33円と20時時点(164.21円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しに伴って164.50円付近まで上昇。ダウ先物が下げ幅を縮小していることもあり、リスク回避の動きも落ち着きつつある。

 ユーロドルは22時時点では1.0576ドルと20時時点(1.0573ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。昨日高値の1.0582ドル手前で買い一服となったが底堅い地合いを維持しており、高値圏でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.22円 - 156.75円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0580ドル
ユーロ円:164.03円 - 165.04円

(岩間)
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