ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 上値が重い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値の重い動き。4時時点では153.37円と2時時点(153.49円)と比べて12銭程度のドル安水準。153.72円近辺を戻り高値にクロス円の安値更新の動きも重しに153.20円台に押し戻された。
 11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、緩やかな利下げに支持が多かったことや、データ次第で利下げ停止や利下げ加速の意見が出たことが明らかになった。

 ユーロドルも重い動き。4時時点では1.0464ドルと2時時点(1.0480ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準。米感謝祭を前にした調整の買い戻しが一段落すると、前日比プラス圏で推移する米10年債利回りの動きも重しに1.04ドル半ばまで上値を切り下げた。

 ユーロ円は下落。4時時点では160.48円と2時時点(160.85円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。トランプ氏が関税強化方針を示したことで、投資家のリスクオフ姿勢が強まり、クロス円の軟調な動きが継続。ユーロ円は160.39円まで弱含み、ポンド円は192.11円、豪ドル円は98.90円まで安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.99円 - 154.49円
ユーロドル:1.0425ドル - 1.0545ドル
ユーロ円:160.39円 - 162.01円


(金)
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