東京外国為替市場概況・17時 ドル円、じり高

 28日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では151.75円と15時時点(151.52円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。欧州タイムに入って全般ドル買いが散見され、一時151.84円と日通し高値を更新した。米感謝祭当日で市場の参加者が極端に減少するなか、目先のポジション調整が相場を主導しているようだ。

 ユーロドルは小安い。17時時点では1.0538ドルと15時時点(1.0550ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入に伴って売りが強まると一時1.0532ドルと日通し安値を付けた。アルマン仏財務相が「予算が可決されなければフランスが制御不能に陥るリスク」と発言するなど、仏政局不安が高まっていることも重しか。

 ユーロ円は17時時点では159.91円と15時時点(159.86円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれ高となったが、ユーロドルが下落したため上値も限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.93円 - 151.84円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:159.51円 - 160.13円

(越後)
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