東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル 重い動きが継続

 2日午後の東京外国為替市場でユーロドルは重い動きが継続。17時時点では1.0501ドルと15時時点(1.0521ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。仏政局不安を背景とした軟調な動きが継続し1.0499ドルまで安値を更新した。仏極右政党のバルデラ国民連合党首は「奇跡が起きない限りバルニエ内閣を倒す」と述べた。
 
 ユーロ円も売り優勢。17時時点では157.78円と15時時点(158.58円)と比べて80銭程度のユーロ安水準だった。全般ユーロの軟調な動きが継続し、157.59円まで安値を更新した。ユーロポンドは0.8279ポンド、ユーロ豪ドルは1.6162豪ドルまでユーロ安となった。

 ドル円は失速。17時時点では150.24円と15時時点(150.72円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。時間外米長期金利の上昇を支えとした買いが150.75円を頭に一服した。日銀の12月会合での利上げ観測の高まりが上値を圧迫するなか、ユーロ円の下落も重しに一時150円近辺まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.51円 - 150.75円
ユーロドル:1.0499ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:157.59円 - 158.64円

(金)
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