東京外国為替市場概況・10時 ユーロドル、弱含み
2日の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。10時時点では1.0536ドルとニューヨーク市場の終値(1.0577ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ安水準だった。フランスのアルマン財務相が「フランスは予算で脅迫されることはない」と発言すると、ユーロ売りが強まり1.0532ドルまで弱含んだ。フランスではルペン氏が率いる国民連合(RN)が、予算案が修正されない場合は内閣不信任案に賛成票を投じるとしていることで、今後のフランス政局はますます混迷を深めそうだ。
なお、豪ドル/ドルは0.6492ドルまで弱含み。10月小売売上高や住宅建設許可件数は市場予想を上回ったが、メルボルンインスティテュートが発表した11月インフレ率が予想より低下したことが上値を抑えた。
ドル円は買い戻し。10時時点では150.20円とニューヨーク市場の終値(149.77円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。一時149.51円まで弱含んだが、先週末安値149.47円を割り込めず、ユーロに対してのドル買いに連れて150.07円まで反発した。7-9月期の法人企業統計調査が好結果だったことを受けて149.80円台まで下押す場面もあったが、時間外の米10年債利回りが上昇して始まると再びドル買いが強まり150.29円まで買い戻された。
ユーロ円は売り一服。10時時点では158.25円とニューヨーク市場の終値(158.41円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。フランスの政治的な混迷を嫌気し9月中旬以来となる157.97円まで一時弱含んだ。しかし、徐々にドル円が買い戻されると売りは一服となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.51円 - 150.29円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:157.97円 - 158.52円
(松井)
なお、豪ドル/ドルは0.6492ドルまで弱含み。10月小売売上高や住宅建設許可件数は市場予想を上回ったが、メルボルンインスティテュートが発表した11月インフレ率が予想より低下したことが上値を抑えた。
ドル円は買い戻し。10時時点では150.20円とニューヨーク市場の終値(149.77円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。一時149.51円まで弱含んだが、先週末安値149.47円を割り込めず、ユーロに対してのドル買いに連れて150.07円まで反発した。7-9月期の法人企業統計調査が好結果だったことを受けて149.80円台まで下押す場面もあったが、時間外の米10年債利回りが上昇して始まると再びドル買いが強まり150.29円まで買い戻された。
ユーロ円は売り一服。10時時点では158.25円とニューヨーク市場の終値(158.41円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。フランスの政治的な混迷を嫌気し9月中旬以来となる157.97円まで一時弱含んだ。しかし、徐々にドル円が買い戻されると売りは一服となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.51円 - 150.29円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:157.97円 - 158.52円
(松井)