東京外国為替市場概況・15時 ドル円、堅調

 3日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。15時時点では150.02円と12時時点(149.86円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均の上げ幅が一時900円超となるのをながめ、円売りが活発化する中で150.24円まで上昇した。時間外の米10年債利回りが4.21%付近まで小幅ながら上昇したことも追い風となった模様。

 ユーロ円も堅調。15時時点では157.39円と12時時点(157.19円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高を受けた円売りの流れに乗って堅調に推移すると、157.53円まで上値を広げた。

 ユーロドルは方向感模索。15時時点では1.0491ドルと12時時点(1.0489ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇が重しとなって1.0481ドルまで下押すも、下げの勢いが一服するとやや値を戻すなど、方向感が定まらなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.50円 - 150.24円
ユーロドル:1.0481ドル - 1.0502ドル
ユーロ円:156.94円 - 157.53円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。