ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では151.82円と22時時点(150.78円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。22時過ぎに一時151.83円と日通し高値を付けたものの、米長期金利の上昇が一服すると151.53円付近まで下押しした。ただ、その後は再び151.83円近辺まで強含むなど、方向感に乏しい展開だった。
 明日11日の11月米消費者物価指数(CPI)や12日の11月米卸売物価指数(PPI)など、米物価指標の発表を前に方向感が出にくい状況だ。

 ユーロドルは小安い。24時時点では1.0520ドルと22時時点(1.0531ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分前に一時1.0516ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は次第に値動きが細った。22時以降の値幅は0.0016ドル程度と小さかった。

 ユーロ円は24時時点では159.72円と22時時点(159.84円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.90円 - 151.83円
ユーロドル:1.0516ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:159.38円 - 160.07円


(中村)
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