ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上げ幅拡大

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。2時時点では152.05円と24時時点(151.82円)と比べて23銭程度のドル高水準。NYオプションのカット前後から対ユーロでドルが買われると、ドルがほぼ全面高になったことに連れてドル円も152円を超えて上昇した。米10年債利回りが再び4.24%台まで上がると、1時過ぎには152.18円まで上げ幅を拡大した。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0511ドルと24時時点(1.0520ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。NYオプションカット前からユーロドルは売られはじめ、1時前には1.0499ドルまで弱含んだ。
 なお、本日の豪準備銀行(RBA)理事会での声明文がハト派だったことでアジア時間から売られていた豪ドル/ドルは、4カ月超ぶりに0.6365ドルまで下値を広げた。
 
 ユーロ円はもみ合い。2時時点では159.83円と24時時点(159.72円)と比べて11銭程度のユーロ高水準。ドル相場となっていることもあり、ユーロ円は159円後半を中心に方向感なくもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.90円 - 152.18円
ユーロドル:1.0499ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:159.38円 - 160.07円


(松井)
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