東京外国為替市場概況・10時 ドル円 小幅の調整売り

 11日の東京外国為替市場でドル円は小幅の調整売り。10時時点では151.72円とニューヨーク市場の終値(151.95円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。昨日まで2日続伸し、高値圏で引けたドル円はやや調整の売りが優勢で151.71円まで下押した。ただ、市場の目線が今晩の11月米消費者物価指数(CPI)に向けられ、様子見ムードも強く値動きは限られている。

 ユーロ円は小安い。10時時点では159.76円とニューヨーク市場の終値(159.97円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げも重しに159.74円まで小幅安となった。160.00円を頭に159円後半で小動き。日経平均は小反落して寄り付くも小動きにとどまっており、手がかりにはなっていない。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0529ドルとニューヨーク市場の終値(1.0527ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0530ドル近辺でのこう着相場が続いている。時間外の米10年債利回りもNY終値付近での小動きにとどまっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.71円 - 151.96円
ユーロドル:1.0526ドル - 1.0532ドル
ユーロ円:159.74円 - 160.00円

(金)
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