東京マーケットダイジェスト・27日 円高・株高

ドル円:1ドル=157.76円(前営業日NY終値比▲0.23円)
ユーロ円:1ユーロ=164.27円(▲0.38円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0409ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:40281.16円(前営業日比△713.10円)
東証株価指数(TOPIX):2801.68(△34.90)
債券先物3月物:141.82円(▲0.08円)
新発10年物国債利回り:1.100%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:3.38500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>   <前回発表値>
11月完全失業率
        2.5%     2.5%
11月有効求人倍率
        1.25倍    1.25倍
12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比   2.4%     2.2%
11月鉱工業生産・速報値
前月比    ▲2.3%     2.8%
前年同月比  ▲2.8%     1.4%
11月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比   2.8%    1.3%・改
11月新設住宅着工戸数
前年同月比  ▲1.8%     ▲2.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。昨日に7月中旬以来の158円台に乗せたとあって朝方は利食い売りや持ち高調整売りが先行。東京仲値にかけて買い戻しが入ったが一巡後は再び売りが強まり、加藤財務相の円安けん制発言も重しに一時157.51円まで下押しした。もっとも、一巡すると157.70円台まで下げ渋っている。

・ユーロ円も弱含み。ドル円と同様に昨日の上昇に対する調整売りが序盤から強まった。一時164.04円まで値を下げた。

・ユーロドルは小安い。ユーロ円の下げにつれ安となり1.0407ドルまで下げている。ただ、連休明けの欧州勢の出方を窺いたいとして一巡後は様子見ムードが広がった。

・日経平均株価は3日続伸。外国為替市場での円安・ドル高を受けて自動車関連株に買いが集まった。短期筋による株価指数先物への買いも断続的に入り7月19日以来、約5カ月ぶりに心理的節目の4万円を回復した。

・債券先物相場は続落。日本株高で安全資産とされる債券の需要が低下した。年末前の持ち高調整の売りも重なった。


(越後)
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