東京外国為替市場概況・12時 ドル円、重い動き継続

 31日の東京外国為替市場でドル円は重い動きが継続。12時時点では156.38円とニューヨーク市場の終値(156.84円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。昨日安値を割り込んで下落がやや勢いづき、中国人民銀行の人民元取引・基準値が市場予想よりもドル安・元高に設定された影響もドルの上値を重くした。156.37円まで下落幅を広げた。

 ユーロ円もさえない。12時時点では162.86円とニューヨーク市場の終値(163.26円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落を受けた円相場の流れに沿って下押し。162.80円まで下落した。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0412ドルとニューヨーク市場の終値(1.0407ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。対円や人民元に対するドル弱含みを受けて小幅に上昇。一時1.0415ドルまでユーロ高・ドル安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.37円 - 157.07円
ユーロドル:1.0397ドル - 1.0415ドル
ユーロ円:162.80円 - 163.44円


(関口)
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