東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 2日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では157.28円とニューヨーク市場の終値(157.20円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。東京勢不在の中で9時前に157.78円まで買い上げられた後、ダウ先物がマイナス圏に沈んだことで157.30円前後まで反落した。その後、ダウ先物のプラス圏への浮上に連れて157.66円前後まで反発したものの、ドル/人民元(CNH)の軟調推移に連れて157.27円前後まで反落した。

 ユーロ円は強含み。12時時点では163.12円とニューヨーク市場の終値(162.78円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ダウ先物がマイナス圏に沈んだ局面では162.89円前後まで売られたものの、プラス圏浮上により163.25円前後まで切り返した。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.0371ドルとニューヨーク市場の終値(1.0354ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。ドル/人民元(CNH)が軟調に推移していることで、1.0371ドルまで上値を伸ばした。また、ポンドドルは1.2534ドル、豪ドル/ドルは0.6223ドル、豪ドル円は97.93円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.18円 - 157.78円
ユーロドル:1.0345ドル - 1.0371ドル
ユーロ円:162.63円 - 163.32円

(山下)
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