東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が抑えられる

 2日の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。10時時点では157.43円とニューヨーク市場の終値(157.20円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。昨年末の円売りの勢いが続き、年末の高値を超えると9時前には157.78円まで強含んだ。しかし、小高く始まった米株指数先物はマイナス圏に入ると、ドル円の上値が抑えられた。米株先物は再びプラスに転じるものの、流動性の悪い中一時157.30円近辺まで戻すなど荒い値動きが続いている。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0352ドルとニューヨーク市場の終値(1.0354ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が上昇すると1.0346ドルまで小幅に売られたが、売りも長続きはせず1.03ドル半ばで小動きのまま。

 ユーロ円は買い一服。10時時点では162.98円とニューヨーク市場の終値(162.78円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連れて163.32円まで一時上値を広げた。しかし、年末高値163.44円を上抜けることはできずに、買いは一服となり162.89円付近まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.18円 - 157.78円
ユーロドル:1.0346ドル - 1.0359ドル
ユーロ円:162.63円 - 163.32円

(松井)
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