欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 買い戻しが一服

 2日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。22時時点では157.07円と20時時点(157.13円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨でのドル買いも支えにドル円も買い戻しが優勢となったが、157.20円台で戻りが一服し157円前半で小動き。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時108.84と、2022年11月以来の高値をつけた。米10年債利回りは4.51%台まで低下幅を拡大したが、反応は限られた。

 ユーロドルは下げ渋る。22時時点では1.0318ドルと20時時点(1.0316ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。20時前につけた1.0314ドルを安値に下げ渋るも戻りは1.0330ドル台にとどめ、安値圏で上値の重い動きが継続。12月英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が速報値から下方修正されたことも重しに、ポンドドルは1.2413ドルまで一段と下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では162.08円と20時時点(162.11円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しとユーロドルの下げが一服するなか、ユーロ円は162円前半で小幅の上下にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.44円 - 157.78円
ユーロドル:1.0314ドル - 1.0375ドル
ユーロ円:161.97円 - 163.32円


(金)
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