東京外国為替市場概況・12時 ドル円 下値広げる

 30日の東京外国為替市場でドル円は下値を広げた。12時時点では154.37円とニューヨーク市場の終値(155.22円)と比べて85銭程度のドル安水準だった。売りを後押しするような特段の新たなニュースはないようだが地合いの弱さは変わらず。月末要因のフローが出ている可能性もあり、154.29円まで下落幅を拡大した。

 ユーロ円も軟調。12時時点では160.90円とニューヨーク市場の終値(161.76円)と比べて86銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価はじり高も、リスク選好の円売りは入らず。ドル円の円高推移に連れて160.84円まで下値を探った。

 ユーロドルは12時時点では1.0423ドルとニューヨーク市場の終値(1.0421ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。昨日NY終値付近の1.04ドル前半のもみ合いが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.29円 - 155.25円
ユーロドル:1.0417ドル - 1.0429ドル
ユーロ円:160.84円 - 161.80円

(関口)
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