東京外国為替市場概況・10時 ドル円 やや神経質な動き

 31日の東京外国為替市場でドル円はやや神経質な動き。10時時点では154.31円とニューヨーク市場の終値(154.29円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。8時過ぎに一時154.50円まで強含んだが、9時過ぎには一転154.02円まで売りに押された。本邦長期金利が上昇してスタートしたことも重しとなったもよう。1月東京都区部コアCPIは前年比で予想通りの+2.5%と12月の+2.4%から伸びがやや加速した。ただ、売りも加速せず154円前半で方向感は出ていない。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では1.0386ドルとニューヨーク市場の終値(1.0391ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の安値をわずかに下回る1.0385ドルを下値に下げ渋るも、1.0402ドルを頭に上値が抑えられ1.03ドル後半で動意が鈍い。

 ユーロ円は小動き。10時時点では160.26円とニューヨーク市場の終値(160.32円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。160円前半で小幅の振幅。日経平均は3日続伸と底堅い動きも小高い水準で伸び悩んでいる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.02円 - 154.50円
ユーロドル:1.0385ドル - 1.0402ドル
ユーロ円:160.17円 - 160.49円


(金)
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