NY株見通し-底堅い展開か 経済指標は新規失業保険申請件数など
今晩は米1月雇用統計に注目。昨日はハネウェルやセールスフォースの大幅安が重しとなりダウ平均が125.65ドル安(-0.28%)と3日ぶりに反落した一方、S&P500が0.36%高、ナスダック総合も0.51%高とともに3日続伸した。週初来ではダウ平均が0.46%高と4週続伸ペースとなり、S&P500が0.71%高、ナスダック総合が0.84%高とともに反発ペースとなった。引け後の動きでは決算が予想を上回ったものの、弱い1-3月期売上高見通しを発表したアマゾンが時間外で4%超下落した。
今晩の取引ではアマゾンの下落が見込まれることでハイテク株を中心に上値の重い展開が予想されるが、先行きの利下げ見通しを巡り、寄り前に発表される米1月雇用統計が焦点となりそうだ。1月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が16.9万人増と12月分の25.6万人増から減少が見込まれ、失業率は12月から横ばいの4.1%が見込まれている。雇用統計が弱い結果となれば利下げ期待の高まりや米10年債利回りの低下が米株の支援となることが期待される一方、予想に反して強い結果となれば利下げ期待の後退が相場の重しとなりそうだ。雇用統計のほか、2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値も発表予定で、期待インフレ率などにも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは1月雇用統計、2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値のほか、12月卸売在庫、12月消費者信用残高など。このほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事やクーグラーFRB理事の講演も予定されている。決算発表は寄り前にフォーティブ、キムコ・リアルティー、CBOEグローバル・マケッツが発表予定。(執筆:2月7日、14:00)
今晩の取引ではアマゾンの下落が見込まれることでハイテク株を中心に上値の重い展開が予想されるが、先行きの利下げ見通しを巡り、寄り前に発表される米1月雇用統計が焦点となりそうだ。1月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が16.9万人増と12月分の25.6万人増から減少が見込まれ、失業率は12月から横ばいの4.1%が見込まれている。雇用統計が弱い結果となれば利下げ期待の高まりや米10年債利回りの低下が米株の支援となることが期待される一方、予想に反して強い結果となれば利下げ期待の後退が相場の重しとなりそうだ。雇用統計のほか、2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値も発表予定で、期待インフレ率などにも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは1月雇用統計、2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値のほか、12月卸売在庫、12月消費者信用残高など。このほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事やクーグラーFRB理事の講演も予定されている。決算発表は寄り前にフォーティブ、キムコ・リアルティー、CBOEグローバル・マケッツが発表予定。(執筆:2月7日、14:00)