ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小高い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。2時時点では151.72円と24時時点(151.63円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.45%台から4.48%台まで低下幅を縮小したことをながめ、151.79円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0311ドルと24時時点(1.0311ドル)とほぼ同水準だった。1.0310ドル前後でのもみ合い。米長期金利が低下幅を縮小した影響でやや頭の重さが意識されたが、積極的に売りを進める展開にはなっていない。

 ユーロ円は2時時点では156.45円と24時時点(156.36円)と比べて9銭程度のユーロ高水準。156.40円近辺でのもみ合いとなった。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「インフレは年内に2%に戻る軌道にある」「インフレ見通しは貿易摩擦によってより不透明に」などの見解を示したが、相場への影響は限定的だった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.16円 - 152.54円
ユーロドル:1.0280ドル - 1.0343ドル
ユーロ円:155.61円 - 157.42円

(岩間)
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