今日の株式見通し=堅調か ダウ平均は連日で上昇し円高には一服感
東京市場は堅調か。米国株は10日は3指数がそろって上昇。11日はダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は10日に167ドル高となり、11日は123ドル高の44593ドルで取引を終えた。10日は半導体株を中心に見直し買いが入った。11日はパウエルFRB議長が上院議会証言で利下げを急ぐ必要はないと言及したことでグロース株がさえなかった一方、コカ・コーラが決算を受けて大幅高となった。
トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムの輸入品に25%の関税を課すと発表しており、インフレ再燃への警戒から米10年債利回りは上昇。為替市場ではドル高(円安)が進み、ドル円は足元152円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて310円高の39070円、ドル建てが340円高の39100円で取引を終えた。日本株はダウ平均の連日の上昇や円高一服を好感した買いが入ると予想する。米金利が上昇している上に、本日の米国では金利や為替を刺激しやすい1月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、ハイテク株は上値が重いとみる。それでも、休場の間の米国株が概ね堅調に推移したことが下値不安を和らげ、全体では水準を切り上げるだろう。日経平均の予想レンジは38800円-39200円。
トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムの輸入品に25%の関税を課すと発表しており、インフレ再燃への警戒から米10年債利回りは上昇。為替市場ではドル高(円安)が進み、ドル円は足元152円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて310円高の39070円、ドル建てが340円高の39100円で取引を終えた。日本株はダウ平均の連日の上昇や円高一服を好感した買いが入ると予想する。米金利が上昇している上に、本日の米国では金利や為替を刺激しやすい1月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、ハイテク株は上値が重いとみる。それでも、休場の間の米国株が概ね堅調に推移したことが下値不安を和らげ、全体では水準を切り上げるだろう。日経平均の予想レンジは38800円-39200円。