東京マーケットダイジェスト・14日 円底堅い・株安

ドル円:1ドル=152.61円(前営業日NY終値比▲0.19円)
ユーロ円:1ユーロ=159.52円(▲0.38円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0452ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:39149.43円(前営業日比▲312.04円)
東証株価指数(TOPIX):2759.21(▲6.38)
債券先物3月物:139.70円(△0.02円)
新発10年物国債利回り:1.350%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
    <発表値>     <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    1兆7529億円の取得超 1兆4584億円の処分超
対内株式
     3844億円の処分超  3152億円の処分超

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方に153.15円まで上昇したものの、赤沢経済再生相が「円安は実体経済に様々な影響。為替動向を十分注視している」などと発言すると失速。昨日安値の152.70円を下抜けて152.45円まで値を下げた。一巡後はショートカバーから153円付近まで持ち直す場面も見られたが、日経平均株価が軟調に推移したこともあり戻りは限定的だった。

・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円と同様の展開となった。早朝に160.16円まで上昇したものの上値は重く、その後は159.43円まで売りに押される場面も見られた。

・ユーロドルは小動き。東京市場では目立ったフローは見られず1.04ドル台半ばでのもみ合いが続いた。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。外国為替市場での円高・ドル安を受けて輸出関連銘柄に売りが広がった。足元での相場上昇に対する持ち高調整の売りも出た。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。昨日の米国債券相場が上昇した影響を受けた半面、5年債入札の結果が弱かったため上値も限られた。


(越後)
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