東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、弱含み

 17日の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。15時時点では158.94円と12時時点(159.14円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。強い10-12月実質GDP速報値をきっかけとした本邦長期金利の上昇基調が継続。新発10年物国債利回りは1.375%と約15年ぶりの高水準をつけ、円買いを促した。13日安値159.02円を下回ると、158.91円までユーロ安円高が進んだ。

 ドル円は上値が重い。15時時点では151.52円と12時時点(151.55円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。本邦金利の先高観が重しとなり、151.78円前後を戻りの高値に151円半ばまで水準を切り下げた。12時前につけた151.51円付近で一旦支えられるも戻り幅は限られ、15時前には151.48円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.0489ドルと12時時点(1.0501ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。1.05ドル超えの重さを確認すると、持ち高調整とみられる売りに押されて1.0480ドル台まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.48円 - 152.39円
ユーロドル:1.0478ドル - 1.0506ドル
ユーロ円:158.91円 - 159.87円



(小針)
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