東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 18日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では151.84円とニューヨーク市場の終値(151.51円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが限られた動きながら4.50%台で上昇傾向を維持。ドル円は151.85円までじりじり上値を広げた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。12時時点では1.0467ドルとニューヨーク市場の終値(1.0484ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が比較的高めな水準を維持したことが重し。1.0463ドルまでユーロ安・ドル高となり、その後の戻りも限定的だった。

 ユーロ円はもみ合い継続。12時時点では158.94円とニューヨーク市場の終値(158.85円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円がじり高、ユーロドルが戻りの鈍さを示すなか、ユーロ円は強い方向感が出ずに158円後半レンジで推移した。

 豪ドルは12時30分に豪準備銀行(RBA)の金利発表を控えるなか、持ち高調整の売りが出たようで、対ドルで一時0.6336ドル、NZドルも0.5709ドルまで下落が進む場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.24円 - 151.85円
ユーロドル:1.0463ドル - 1.0486ドル
ユーロ円:158.55円 - 158.99円

(関口)
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