東京外国為替市場概況・17時 ドル円、戻り鈍い

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。17時時点では151.65円と15時時点(151.75円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。本邦長期金利の上昇などが相場の重しとなり、一時151.59円まで本日安値を更新。昨日NY時間安値の151.53円付近が目先のサポートとして意識されると151.78円近辺まで下げ渋る場面も見られたが、戻りは限られた。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0452ドルと15時時点(1.0456ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円などでドル売りが進んだ影響から一時1.0461ドルと日通し高値をつけた。もっとも、買いの勢いも長続きはせず、依然として1.04ドル台半ば付近での狭いレンジ内推移が続いている。

 ユーロ円は17時時点では158.51円と15時時点(158.68円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれて158.42円の安値まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.59円 - 152.31円
ユーロドル:1.0441ドル - 1.0461ドル
ユーロ円:158.42円 - 159.13円

(岩間)
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